2012年5月24日 (木)

『平清盛』第20回「前夜の決断」

先週、『源平合戦!』という特別番組…とゆーか番宣番組やってましたな。

観ちゃった。

やったかいはあったんだろうか?ドラマの視聴率、少しは上がったのかな??

この番組で、大きくなった重盛を演じる、窪田正孝くんが、京都の六波羅などを歩いてたけど、私も1月ほど前に行って来たばかり。

ずっと行ってみたかった六波羅密寺を初めて訪れたのですが、六道珍皇寺のすぐ近くだったのねん。六道珍皇寺は数年前に行った事があります。その時についでに六波羅密寺にも立ち寄れてんやん、あんなに近かったなんて。

あの世との境目と言われた珍皇寺のすぐ側に平氏が住んでたなんて、ちょっとびっくりでした。つまり鳥辺野のそば。

そーかあ・・・こういう所に住んではったんかあ…。当時の武士って、こんなに低い身分というか、立場やってんなあ…。と、実感してしまいました。(番組でも同じような説明してはりました)

清盛が太政大臣になっても、六波羅にいたんだよね?

御所近くの一等地は、貴族が居座ってて、引っ越せなかったのかな?

どんなに出世しても、世間からは「所詮は六波羅に住んでる武士でしょ?」と蔑まれていたかもしれないなあ…。

…そら、遷都したくなろうて。

 

この番組で、大河ドラマ『平清盛』のことを「群像劇」と紹介してました。

そーか、群像劇なのか。

だったら、主人公の影がちょっと薄いのも仕方ないか。

 

さて、ドラマの方は、保元の乱前夜。

<群像劇>らしく、各キャストの見せ場満載でしたなあ。

 

西行とか、鬼若とか、あんまり関係なさそうな人たちもチラリと顔を見せたりしてさ。

イチビリ鬼若はいいとしても、西行…何しに来たん?

「オレの存在を忘れられないように、ここで一首!」ですか?

ううむ…清盛と上皇の大変な場面の後で、しれっと出てきて、あんな真正面から堂々と歌詠んだりするから、なんだか、空気読めない人感がするんだな。世捨て人ならば、端っこで人知れずそっと手を合わせてくれてたら、好感が持てたかも・・・。

まだまだ修行が足りんな、西行(何様?)

 

修行と言えば、由良御前。

疎開で常盤ちゃんと同居!

常盤ちゃんに「殿がお世話になっております…」と頭を下げたり、旦那様に「親兄弟と戦っていいの?」と問いかける常盤ちゃんに対して、「今こそ殿のお志を遂げる時!行ってらっしゃいませ!」と刀を渡したり…めっちゃ立派な正妻ぶりなんだけど……それでもやっぱり、戦から帰った義朝くんが真っ先に行きたいと思うのは、常盤ちゃんのとこだろうなあ…。常盤ちゃんとこの方が心が安らぎそうやもん…。

由良御前の言動とは裏腹な、必死の表情が怖い…と、ゆーか、痛々しい…。損な性格の彼女が悲しいわ…。嫁が穏やかな顔をしてないのは、旦那にも責任あるけど。

 

後は、清盛に賽を投げつける後白河帝とか、鎌田通清・正清父子の別れの場面とか、正清が戻ってきた時の義朝の表情とか(ほんとは、うひょーー♪と手近な木に駆け登り、「正清―!登ってこおい!」と呼びたい所だけど、もう、大人だからそんなことしないもん)名場面目白押しでしたが、何よりも泣かされたのは、忠正叔父さん。

前回の宗子さんの「いざという時は、そなたが守っておくれ」という台詞はこういう意味だったのかー。

確かに、今の平氏一門でそんなこと頼めるのは宗子さんだけしかいないし、頼まれるのは忠正さんしかいないわ~。

これぞ、大人同士の会話ってやつやわ~。

ここで泣くために、私は20回も、「大家族スペシャル!平さんちがたいへんだー!」(源さんちもたいがい大変やけど)を見せられてきたのね。

 

来週はいよいよ「保元の乱」。

…また泣かされるんやろなあ…。

 

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2012年5月15日 (火)

『平清盛』第19回「鳥羽院の遺言』

先週『土曜スタジオパーク』に山本耕二くんが出演していて、『平清盛』撮影の裏話なんかをしておりました。

それによると、鸚鵡ちゃんが、スタッフの「スタート!」の声や、山本くんの台詞に反応して、脇でブツブツとしゃべり出すので、笑ってしまって何度もNGになってしまったとか。

あのコは本当はしゃべらない鸚鵡だったそうなんですが、人間の言葉にはなってないけど、明らかにそれっぽい感じでブツブツ言うんだって。

きっと、現場の人達に慣れてきて、声を聞くと「アッ!俺モ!」とおしゃべりに参加したくなったのかな?

かわいい~~♪

悪左府・頼長さんのことも、「早く死ねばいいのに」と思ったりしましたが、鸚鵡ちゃんを可愛がっている様子を見ると、

…ホントはいい人なのかも…。

と思い直したりします。

動物を可愛がる人に悪い人はいない!……と思いたい亜紅美さんです。

ううむ…もしかしたら、最期に、あの鸚鵡ちゃんがセツナイこと言うて、亜紅美を泣かせようという陰謀があるのかも、と、危惧している今日この頃(すっかり自分の為のドラマにしている俺)。

 

同じようなことを時子ちゃんも言ってましたね。

義朝君のことを「うちの子達を優しい目で見てたので、あの人はいい人」と。

玉木くんって、ああいうワイルドな役がめっちゃお似合いなので、目からウロコですわ。

久しぶりに若い肉食系男子を見た感じがする。

貫禄も、カリスマ性もあるしな(清盛君よりもずっと)。それでいて繊細な感情もちゃんと表現できるし、玉木くんに惚れ直してしまいました。

そら、由良御前も常盤御前も惚れてまうて。

……しかし、血族内で弱肉強食やってる源氏さんちを見てると「子を増やすのはめでたきこと」とは思えないわ…。

 

清盛君の方は、相変わらず、「家族は仲良くしようヨ!」言うてはりましたが。

一人だけもらいっ子だったから、余計にそう思うのかもしれないね。

そういう清盛の情にもろいところが、後々平家を滅ぼすことのなってしまった、と言いたいのかなあ?

池の禅尼さんも心配そうだったし。

こそっと忠正さんに「いざというときは、よろしく」と言うとくなんて、なかなかの悪女さんですなあ…。

忠正さんも、亡くなっちゃったけど、家成さんも、宗子さんのことが好きだったもんねえ…。

 

悪女と言えば、得子様ですが、今週はなんだかいい人になってまって、ちょっと、つまらんのう…なんて思って見ていたのですが、最後にやってくださいました。羽法皇の死の床を花で飾っているシーンですよ。全て菊の花!!美しい場面なんだろうけど、私には「どや!法皇様は、わたしのもんやしーー!」と言うてはるように見えて、怖かったわ~~。

庭の水仙を全て引っこ抜いて、菊に植え替えたのを思い出したさ。

 

それにしても、崇徳院さんのことが、さすがに可哀想になってきた…。

もう、安井金比羅宮さんのことを怖いとか言わんとこう…と反省。

 

あ、そうそう、時子さん、忠時くん、滋子ちゃんって、蛭子さんの子には全然見えないね。(きっとお母さんが美人でしっかりした人なのでしょう)

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2012年5月 9日 (水)

『平清盛』第18回「誕生、後白河帝」

日曜日に、東山の法性寺へ、特別公開されていた千手観音を見仏してきました。

お寺の説明を見たら、藤原忠通さんゆかりのお寺だそうで。

堀部圭亮さんの白塗りの顔がババーン!と浮かんでしまいましたわ。

ほんと、京都は無意識でも『平清盛』関連に当りますねえ…。

ついでに太古の記憶も蘇りました。

学生時代のクラブ活動(もはや太古の昔)でやってた早口言葉「法性寺の入道前の関白太政大臣様のことを…」の太政大臣様は、どうやら、この堀部さんのことだったみたいです。あ、違う、忠通さんか。

ついでに、Wikiによると、璋子様の最初の縁談は、この忠通さんとこだったそうですが、お父さんの忠実さん(國村さんね)が、璋子様の素行を気にしてお断りになったそうです。(璋子様は幼い頃から、白河上皇のみならず、他の男性達とも噂があり、なかなかのビッチ。入内前からすでにそんな噂があったのに、鳥羽帝がうわあああ!と驚いて怒る方が不思議じゃ)

 

さて、ドラマはいよいよ保元の乱に向けて動き出しましたな。今まで長かった…。

 

近衛帝のご容態、芳しからず…。

「それは、朕が崇徳上皇をいぢめて、陥れた因果かも…」

と家成殿におっしゃる鳥羽法皇。

天災が続いたりするのは、怨霊のせいだ、と真面目に考えていたこの時代、世が乱れるのは、自分の行いが悪いせいかも…と帝が思い悩んだりすることがあったようです。『平家物語』でも若い帝(高倉帝だったかなあ…?)が、こんなことばっかりするのは帝として相応しくないかも?と、可愛がっていたお気に入りの女性を遠ざける場面があったなあ…。

今の世で、「景気が悪いのは、ライバル野党党首の生霊のせいか、あるいは、総理大臣のプライベートの行いが悪いんじゃないの?」なんて言っても、「ハア??」ですけどね。

 

と、若い近衛帝のご容態を心配していた家成さんが、次の場面では寝付いて、あっさりお亡くなりに…。

お見舞いに来た清盛に「遠吠えしてた野良犬が立派になって…」なんてことを言いながら感無量になってはったけど、立派に…?なったかなあ…?私にはイマイチようわからんけど…。棟梁になって変わったのは小奇麗になったことぐらいしか見当たらないんですが…。

この台詞の前に、何か一つでも、ドドーンと立派になった証拠の場面があったら、ちょっとは説得力あったかもだけど。例えば、高野山の塔の落慶法要の場面とかさ~(お金がかかりそうだからダメ?)

ちょっと、嬉しかったのは、家成さんの養子…師光だっけ?の役で加藤虎ノ介さんが登場したこと。好きなの。

 

あと、源為朝も、すげーなー。

橋本さとしさんですよ、劇団☆新感線(元だけど)ですよ、『プロフェッショナル・仕事の流儀』ですよ。

あの装備で堂々とした動作と、表情、声。ステキ!

なにしろ、登場人物の多いこのドラマ。

役者さんたちも、わずかな出番に気合入りまくってます?

それに、ちょっとの出番と台詞で多くのことを表現しなければならないので、各自、腕の見せ所ですなあ…。

……しかし、為義父さんって、ああ見えてたくさん子をもうけてはったのね。

棟梁として、子を増やすのは喜ばしいことらしいけど、悩ましいことでもあるなあ…。

 

で、長男義朝くんは、今回は護摩壇調達要員。

玉木宏がパシリみたいな役で、出番と台詞が1コだけ…。なんて贅沢なドラマなんだ…。

…ってか、そんだけでも、玉木君を出してくれてありがとう!

これは玉木君好きの亜紅美へのサービスですな!(違う)

 

雅仁親王と聖子ちゃん(乙前)の場面も絵巻物みたいできれいだった。

 

悪左府こと頼長さん、喪中で昇殿を断られ、あっさり納得して引き返すなんて…。

この人、実は天然……?

ほんとの悪人は信西さんかも。ベビーフェイスな見かけにだまされてはいかん。

 

保元の乱ではまだ清盛は中心人物ではないようなので、主人公であっても、脇でチョロチョロするしかなさそうですな。

「みんな、仲良く!」なんて、学級委員長みたいなヌルイこと囀って、鳥羽法皇さんにはなぜか響いたみたいだけど…。

先週の、清盛が詠んだ変な歌のせいで、「うちも仲良うしなあかんなあ…」と思っちゃったのかなあ?

法皇様、お年を召して、情にもろくなってきはったのかしら?

おいらも年を取ったら相田みつをさんなんかの言葉に素直に頷くようになるのかしら?

「仲良きことは美しき哉」by武者小路実篤

ま、確かにその通りなんですけど。鳥羽はんが最初から崇徳はんを可愛がっていたら、こんなややこしいことにはならなかったわけで。

ということで、「こういう時はなんて言うの?」と清盛君に諭されて、鳥羽法皇が「ごめんね」と崇徳上皇に言おうとしたんだけど、「大人には大人の事情があるのです!」と、信西さんが言下に却下。

結果、ダークホース後白河帝誕生。

信西さん、万馬券ゲット!って感じ?マッチポンプのニオイぷんぷんだけど。

 

崇徳上皇、みごとな卒倒。

…ごめん、ちょっと、笑ってもーた…。

これで、ますます、安井金比羅宮に近寄れなくなってしまったわ…。崇徳はん、可哀想すぎる…。

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2012年5月 6日 (日)

『平清盛』第17回「平氏の棟梁」

今週は、なんだかツッコミどころ満載…。

 

第二部の始まりとして、コメディータッチでとっつきやすく、って感じなのでしょうか。登場人物たちのおさらいも含めて。

 

棟梁となって、期待通り、清盛君が小奇麗になった!装備がランクアップ!……しかし、相変わらず妙な自己主張は、まだ服装に残ってる模様…。コインネックレスは相変わらずだし、ロングベスト(?)も、なんだか、漫画かゲームのキャラっぽい。

 

時子さんもさあ…。

膳の数を読み間違えるって…ありえへんやろ。

たぶん、今まで何度も一門の集まりに参加してたはずだし、今まで何を見ておったのだ!?と清盛じゃなくても言いたくなるわ…。

 

清盛君もそう。

所領のチェックなど、棟梁の仕事の大変さに初めて驚いたりしてさ。

まだ若造ならわからんでもないけど、30過ぎて、今まで何を見ておったのだ!?

次期棟梁と決まった時に、ちゃんと引継ぎしてもらわへんかったんかいな?嬉しそうに安芸なんかに行ってる場合とちゃうかったんやん!

 

琵琶を止めた時子ちゃんを怒ってたけど…。

 

だって、あの時、あんたが止めろ言うたんやんか。

忘れてたのか。でも、私と時忠は忘れてなかった。

 

時忠君に言われて、十何年も前のことぞ!?と驚いてたけど、女性はそういうことは、そういうことだけは、十年経とうが、百年経とうが忘れへんもんなんです。(ついでに、おばちゃん、19年前に森田剛くんが、『毛利元就』で主人公の少年時代を演じたことも、忘れてへんでー。あの時の剛くんは可愛かった)

 

気の毒なのは由良御前。

この時代、男性が何人も妻を持つのは当たり前のことだったみたいで、現代と常識が違うから、妻の方も割り切ってたのかしら?と思いきや、そうでもないみたいですねえ。

『蜻蛉日記』には、よその女性の所へ行く夫への不満が書かれているし、『源氏物語』の女性たちも嫉妬に苦しんでる。

六条御息所なんか、ヤキモチなんてみっともない、と理性的に振舞って、感情を押し殺しているうちに、自分でも気づかないうちに生霊になって、光源氏の正妻を取り殺しちゃうし。

若い頃は理解できず、六条御息所ってただの怖いおばちゃんにしか思えませんでしたが、彼女の気持ちがなんとなく分かる様な気がするようになってきた今日この頃です。

由良御前も、夫と常盤ちゃんのことを「夫の出世のためにも喜ばしいこと」と口では言っておりますが、頭とはうらはらに、心はそれに納得してくれないようで気の毒です。

気位の高さゆえ、感情のままに「きーーー!」とできないのねえ、きっと。

「母上を独りにする父上はひどうございます!」

……うん、確かにねえ…鬼武者くん・後の頼朝よ。

でもなあ……私が義朝だったら………ごめん、やっぱり、若くて可愛い常盤ちゃんに行ってまうわ!(人妻にあるまじき言動?)

大人の世界…というか、人間の感情は複雑なのよ。

 

…と、言いながら、主人公の方は単純明快(?)

なんですのん、歌会のあの歌は?

そういう歌と、嫁はんのノロケは、あんな場でせんと、家に帰ってからすればいいのに。

…と、思ったのは、どうやら私と頼長さんだけだったようで、やんごとなき方々には妙なツボにハマったご様子。あの方々には家族愛なんて未知の世界。しかも、歌にもなってないものを自分たちの前で恥ずかしげもなく、堂々と詠む人間なんて、今まで見たこともなかっただろうし。

なんか、珍獣でも見てる感覚になったのかな?わけわからんけど、珍しいから目が離せない…という…?

と、同時に、あの場面は、宮廷メンバーのキャラクター紹介の場面でもあったんだろうね、きっと。

 

…と、ゆーことで、わーーー!連休の家族サービスのバタバタで、感想書くのがすっかり遅くなってしまった。

あと1時間ほどでBSの放送が始まってしまいますやん!

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2012年4月24日 (火)

『平清盛』第16回「さらば父上」

このドラマ、表で活躍しているのは男性達なのに、その後ろで控えている妻達も存在感がありますねえ。どの女性キャラも、しっかり男達に影響を及ぼしていて逞しいし、頼もしい。

 

中でも最強は得子様ですな。

もう、彼女は、陰で夫に働きかけて政治を動かす段階からレベルアップして、直接政治を動かしてますから。

あの頼長さんも、得子様の手のひらの上でまんまと転がされているところが、なんとも痛快。

ニヤッと嗤って、えげつないことをさっさと実行に移しちゃう得子様にステキー!と快哉を叫んじゃいます。

 

そして、宗子さんも。

忠盛父さんに「棟梁は清盛」と言われて、とっさに清盛君が宗子ママの顔を伺った所に、影響力を感じます。

清盛くんがすっかりマザコンになっちゃった感が…。そして、宗子ママが平氏の影の棟梁になりそうな予感が…。

この二人、血の繋がりがないのに固い絆で結ばれている、ちょっと独特な母子関係ですなあ…。

家盛君の存在と死がそうさせてしまったわけで…わずかな出番だったのに家盛君、重要な役割を果たしましたなあ…。


忠盛父さんが最後に「かたじけない」と宗子さんを見つめる場面、良かったなあ…。

あんな短い場面で、表情だけで多くを語りかける中井貴一さんの演技に感動しました。

また、それを受け止める宗子さんの表情も控え目なのがいい。

「殿――!」と叫んで号泣―!なんてベタなことされると反って興醒めかも。

 

得子様と宗子さん、かっこいいわ、二人とも。

私、今で言うツンデレな女性が大好きですから。

……もしかして、このお二人は強すぎでツンデレとは言わない??ツンデレの範囲を超えちゃってる?いや、こういう女性こそ、真のツンデレと言うのではないの?お二人とも夫君のことを大好きですもの(得子様の方は最近どうだかわからなくなってきたけど…)。

 

気の毒なのは由良御前。

夫と舅を仲直りさせようとしたのに、タイミングが悪く…。

小さな鬼武者(頼朝ってすごい幼名やってんねえ…あんなにお祖父さんに可愛がってもらいながら、ナレーションで為義さんのことボロクソに言って、なんちゅう子や)の前で父子は大喧嘩。旦那は家を飛び出して行き、あろうことか若い娘のもとへ…!

……それはあかんやろ、義朝―!可愛い常盤ちゃんに、ふらふらーっと行ってまう気持ちはわかるけど……。

由良ちゃん、可哀想……。プライドの高い性格が損をしているのかなー?

 

しかし、男前でステキだったなー、忠盛さん。宗子さんだけじゃなく、私も惚れてまうわあ…。

平氏一門もみんな忠盛さんに惚れてはったもんねえ…。

さて、ボスキャラ忠盛さんがいなくなって、来週からどうなりますやら。

清盛君が大人になって活躍してくれることを期待!(あと、小奇麗になることも)

 

 

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2012年4月17日 (火)

『平清盛』第15回「嵐の中の一門」

先週、『ザ・今夜はヒストリー』で平清盛やってましたね。

ワイドショー仕立ての、大げさなリアクションに辟易しながらも、勉強になったわ~。

 

中でも個人的に一番興味を惹いたネタは、お菓子!

大河ドラマの中で、家貞さんや、忠盛父さんが食べてるのを見て、「なんだろう?」と思っていた、あのお菓子…茶色い巾着みたいな、ちょっと見た目イイダコっぽくて、家貞さんが<からくだもの>と呼んでいた…。

あれ、<清浄歓喜団>という名前で、祇園の老舗和菓子屋さんが販売してはるそうです。

ふえ~!知らなかったー。

油で揚げた巾着の中に、お香を練りこんだこしあんが入ってるねんて。

……ということは、八橋の祖先のような味なのかなあ…?

ううむ。困ったぞ、どうも八橋は、イマイチ……。

忠盛さんが食べてるのを見て、オレも食べてみたいぞ!と思ったんだけどなあ…。

しかも、1つ525円とな!

好みの味じゃないかもしれないけど、話の種にひとつ…なんてノリで買い求めるには躊躇するようなお値段ではありませんか。

そうかあ・・・そんな高価なお菓子をあんな風に無造作に盛って、無造作に食べてたのかあ、あの人たちは…と、改めて平さんちの財力を思い知りましたわ。(たぶん、当時は今の525円以上の価値だったろうけど)

 

ま、お菓子のことはほんの小ネタで、番組の中心は平治の乱だったんですけどね。

保元・平治の乱のことは、以前、何かの小説で読んだはずなんだけど、文字だけだと、人物関係がややこしくてちんぷんかんぷんでした。(似たような名前の人ばっかりだしな)

しかし、大河ドラマのおかげで、名前を聞くと、演じておられる役者さんの顔が浮かび、複雑な天皇家の系図も、ちゃんと学習させてもらってた(伊東さん→三上さん→井浦さん→松田さん…のインパクトのある濃いぃ~演技のおかげですわ)ので、番組見ながら、今回はすいすい理解できて面白かった~。

そーか、あの人はこうなるのかーー!って感じで、大河ドラマの方の今後も楽しみになってしまいました♪

早く始まらないかな、保元・平治の乱。

しかし、そのイベントを楽しむには、主要人物達の性格やそこに至るまでの複雑にからむ事情を知ってこそ。

そのために今は、ちんたらとした辛気臭い話に根気良く付き合う必要があるのでしょう。

おかげさんで、最近飽きてきてリタイアぎみの夫に、ドラマの説明をする際、登場人物のみなさんのことを、自分の親戚の話をするかのように詳しく語ることができますわ、わたくし。

 

で、今週も楽しみにしておりましたので、夕方夫婦で食事に出ておりましたが、20時に間に合うように急いで帰宅し、視聴いたしました。

 

始まりは可哀想な家盛君の死。

可哀想な宗子ママは泣き、清盛君は、叔父さんに「お前が神輿に矢なぞ射るから、家盛に罰があたってもーたんや!」とどつきまわされてましたが、私が思うに、それは、神輿ではなく、鹿の角せいなのでは?

あの角、どこかで供養か何かしてもらった方がいいと思う。(叡山とかで?わはは、みつしり呪詛されて返ってきそう)

 

をを、頼盛君(どうでもいいけど、この時代、<頼>を名前に付けるのが流行ってたのかしら?)、毎回、騒ぎ立てる兄を、ちょっとアンニュイな風情で黙って見ているだけの役だった彼が、初めてまともな台詞を言いましたぞ。

…と、思ったら「兄上はやることがいちいち仰々しい(かまって欲しいんか?子供か!)」「大騒動をやらかしておきながら、後でウジウジ思い悩む(だったら最初からすな!)」「ボクは家盛の兄上が好きだったから来ただけやし!(あんたのことはどうでもええねん)」

可愛い顔して、クールできっついなあ。

でも、その通り。相変わらず、視聴者のツッコミを代弁してくれるキャラを出してくれて溜飲が下がりまする。

頼盛君は、「家盛亡き後、今度はお前が一門を継げ!」と叔父さんにふっかけられても、「思い違いをなさりませぬよう。そんな気はありません!」と無表情にきっぱり断りそうだなあ…。

 

義清改め、西行さんが登場しましたな。

「姿は変わっても、やはり義清」なんて言われてたけど……。

う~ん、ストイックなお坊さんが大好きなわたくしとしては、出家したのなら、中身も変わってほしかった……。

この人、何のために出家したのかなあ??

……なんだか、現代で例えると、ええ大学を出て、ええ所に就職した若者が、「なんか違う」と言い出して、仕事を辞めて、バックパッカーになった感じにしか見えないんですけど…。

つまり、あれですね、信西さんが偉くなっちゃってフットワークが効かなくなったので、清盛君のアドバイザーを引き継ぐ為に再登場したのね。

高野山の塔再建をがんばりなされ、と励ます場面、今にも『星に願いを』を歌いそうだったもん。(ジミニー・クリケット役は坊主頭に限る?)

 

今回は、平家だけでなく、各ご家庭での父子、兄弟のお話でしたな。

天皇家の<いらん子>達は兄弟でまとめて住まわせられてはるし、藤原摂関家もモメてはるみたいだし、源さんちの、あんなに仲良かったお父さんと義朝君の間もギクシャクしてきた模様…。

呈子さまの雑仕女になるよう、常盤ちゃんを説得する義朝君、なーんか、下心ありそうな感じじゃなかった?

 

しかし、このドラマ、お坊さんが多数登場されますなあ…。

鳥羽法皇を筆頭に…主役もいずれ出家するしねえ。

中でも今回の<ベストオブ坊さん>は、常明さん。

え?誰?

曼荼羅の絵師ですよ。仲介・信西(坊主)。

素人の清盛に「筆を入れられますか?弟君のご供養になりますよ」と、気さくにおっしゃるなんて、なんて懐の深い…。

 

そうか、あの血曼荼羅をこういうお話にしたのかあ…。

(実物、見たことあるはずなんだけど、はっきりと思い出せない~~)

清盛に血を流させるために、ちょっと強引な展開だった気もするけど……。

 

それより、脇で一緒に見ていた夫が、居眠りを始め、あろうことかいびきまでかきやがんの。

夕食の時に飲んでたからねえ。

ええ場面にさしかかると「ヴオ~!グォオー!!」って。

またも、台無し!うるさくて集中できません!(脳内で鸚鵡ちゃんが「シュクセイ!」言うてるわ)

おかげで、期待して観たわりには、今回のお話はイマイチ…に思えてしまったではありませんか。

何が「家盛が兄上によろしくと言うておる」のかようわから~ん。

はあ?のうちに終わってしまった…。

 

原因は忠盛お父さんですよ!(いや、うちの旦那か?)

あんな絵に描いたようなベタベタな悪役の若造に、心を折られてどうする!

得子様を見習って!(事情は確かに違うけど)

 

後日、一人でゆっくり録画を見ましたところ、今度は、「兄上によろしくと言うておる」にポロポロもらい泣き。

鹿の角は忠盛父さんの心の軸の象徴だったのね…。

宗子さんに角を折られて、忠盛さんの心も折れてしまった…。

折ったのが宗子さんでは、何も言えへんわなあ…。(いい夫婦ですなあ)

親が自分より弱っていることに気がついた時に、子にも自覚が生まれることもあるわけで、清盛君も、ここまできて、「やめ!」言われても承知できませんわな。

何よりここでやめたら、それこそ家盛君が犬死になる。

宗子さんにも清盛君の気持ちは伝わったようです。

美しい曼荼羅に心を救われ、家盛君の声が聞こえたのね…。

う~泣けるわ…。

家盛君が清盛君のことを大好きだったのを誰より知っていたのは宗子さんですからな。

そしてそのように二人を育てたのも宗子さんですもの。

宗子さんと清盛君。お互いに遠慮したり悩んだりしながらも、長年培ってきた二人の絆を感じてしまいました。

うん、うん、「世の中を変えるため」なんて漠然としたことを言われるより、家盛君の死を無駄にしないため、と思う方が頑張れるよねえ…。……ああ、誰か、ティッシュ取って…って一人なので自分で取りに行く。

 

……いや、しかし、これ、最初からじっくり見てないと、ここまで泣けへんわ。

だから、夫はこのドラマを「辛気くさい」と言うんだな。

 

あと、尾美としのりさん、好きやのになあ…。あんだけで出番終わりなのかなあ…。

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2012年4月10日 (火)

『平清盛』第14回「家盛決起」

BS歴史館「平清盛 勝利のカギは経済戦略!~武士とお金の意外な物語~」なんてのを見て、ちょっとお勉強しました。

実は、平清盛については、『平家物語』で、ぐらいしか知らないもので。

しかも、『平家物語』も断片でしか勉強してないし…。

どうやら平清盛の名が世間に出るようになったのは、保元の乱からのようです。

ドラマ『平清盛』では、まだそこまで進んでないし、忠盛お父さんも存命だし、今は<ヤング・平清盛編>ってとこなんでしょうねえ…。主人公なのに影が薄いのも仕方がないかあ。

 

確かに家盛君は真面目だし、気も利いて優しいし、おじいさんやお父さんが築き上げてきた家をきちんと守ることでしょう。

しかし、社会の仕組みを変えちゃうような大胆な発想や行動力は…なさそうだもんなあ…。

清盛君も、一門のことを大事に思っているくせに、毎回何かしでかしてしまう時に「こんなことしたら、家族に迷惑かかるかも…」と思わないのはなぜに?

それが<もののけの血>の仕業ってこと?

 

しかし、今回のお話、切なかったなあ…。

気の毒すぎて、見終えた後、しばらくブルーになってしまったぐらい。

自分ちではなく、よその家の話やのに。

しかも、フィクションやのに。

誰も憎みあってないのに、哀しい結果になるのが辛いわあ…。

 

始まりは鹿の角ですよ。

どうしてそんな重要なアイテムをその辺に放り込んでおくかな?忠盛父さんは。

世の男性がよく、「完璧に隠したはずなのに、何故か嫁にはバレバレ」とおっしゃってますが、忠盛父さんもそのようで。

嫁から言わしてもらいますと、「どこが完璧やねん、穴だらけやないか!こっちかて、知らんでもええことを知ってしもて迷惑やわ!」ですよ。

スーパー棟梁忠盛さんも、夫としては油断だらけのようで。

会った事のない舞子さんに嫉妬するのは、宗子さんとしても苦しいこととお察ししますわ。

しかも、それを夫に「きーーー!」と決してぶつけないところが、賢い。

でも、発散できないからこそ、余計に苦しいことになるのでは…?

 

もう一人、報われなさそうな嫁、由良ちゃん。

こちらは夫にガンガン口出し。

初めて出会った頃は、気の強いこと言っても、すぐに義朝くんに言い負かされて黙っちゃってましたが、母となってパワーアップしたのか、夫に怒鳴られても言い返す。しかも理路整然と。

義朝くんのようなボス猿男でも、しぶしぶながら言うこと聞いちゃったもんね。

おみごとです。やっぱり、結婚して子が産まれると、立場逆転ですか。

……しかし、あんまり理詰めで責めると、男性は逃げますなあ…。気をつけないと、お家に帰ってこなくなっちゃうよ?

しかも、ちょっとヒステリックだし…。あんな風に感情的に怒鳴られると、どんなに言うてることが正しくても、相手は引いちゃう。

その点、時子ちゃんはキツイこと言っても、言い方も表情にも愛嬌があるので、お茶目に見えて得ですわ。

 

そして、もう一人の<強い嫁>。

この物語のクイーン・オブ・嫁。

得子様。

頼長さんが法皇に「身分の卑しいものを取り立てるのが法皇様の政ですか?」と嫌味を言ったのを脇から

「わたくしのことを言うておるのか?」

だって。うひー、かっこいー!

今回台詞これだけにもかかわらず、すごい存在感。

頼長さんが負けずに「はて?何か心当たりでも?」なんてバックレて、得子さんは黙ってしまいましたが、その静かな顔の目が怖かった…。

「こいつ…許さん…」って感じで。

……なんか、璋子様亡き後の新たな標的<はりあい>を発見したんじゃな~~い??

知らんで~~、頼長殿、家盛君を標的にして、まんまと捕らえ、してやったりとほくそ笑んでましたが、自分かて、標的にされてんで~~。

 

私さあ~『新選組!』では土方歳三が大好きで、どんなに非道なことやっても「きゃー!すてき~」言うてたのに、藤原頼長の方は「嫌やわあ…早く死んでしまったらいいのに」と思ってしまうのはなぜに?似たようなキャラやのに。中の人も同じやのに…。まんまとドラマの演出にハメられてる??

 

頼長さん、清盛くんと義朝くんにも悪口言われてましたなあ。

…そうか、保元の乱で清盛と義朝が手を組んだのは「頼長むかつく!」という理由だったのか。わかりやすくてよーい!(違う?)

そして、この時の常盤ちゃんとの出会いが、後の清盛との再会にどうつながるのかも興味津々。

このドラマ、毎回しっかり見ておかないと、いろんな場面が後のお話に繋がってるからねえ…。

平太と平次のあのシーンも、今回のラストに繋がってましたね。

 

家盛が家督を継ぐと言い出して、一門があっさりそっちについちゃって、清盛君、今回、端っこで膝抱えて俯きっぱなしで可哀想になってしまいましたが(松ケン、ほんとに目の演技がお上手)、良く考えたら、この子、今まで散々やらかしては一門に迷惑かけて、そのフォローをしてこなかったもんね。一族の人望がなくて当然だわ。血が繋がってないからこそ、その辺の気遣いは、きっちりしとくべきやなあ…。

大丈夫かあ?この子。将来太政大臣になるんでしょ?ちゃんと政治的な頭があるのかなあ?その辺はフォローする人物が必要なのかも?…盛国か?

 

桜の下で「当たり前の兄弟、当たり前の母子でいたかった」とママに言う家盛くん。

わ~~ん、それはね、ママだって同じだよ~きっと。

清盛のことを憎いわけではないけれど、実の子を思う存分可愛がってあげたかったはずですよ、宗子さんも。辛いわ~~。

前に、家盛君がママに桜の枝を折ってあげる場面があったよねえ。

その時の会話が「跡取りは清盛ですから、そのことを忘れてはいけません」「わかってますよ(にっこり)」だったと思うけど。きっと同じ桜の樹。その場面も思い出して、くーーっ、泣けるわ…。

 

家盛君も、明子さんといい、優しい人は早死にするんだねえ…。

 

あ、ついでに、ボロボロで汚い娘がよく見ると美人だった…って久しぶりに見た気がするお約束パターン。

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2012年4月 3日 (火)

『平清盛』第13話「祇園闘乱事件」

4月1日は、実喜と杜香と共に、三十三間堂やら六波羅密寺などを巡る、清盛ツアーをしてまいりました。

やっぱりすばらしいわ、三十三間堂。

確かに、三上・鳥羽上皇みたいに恍惚としてご本尊の前にひれ伏したくなるわ…。

現代に生まれててよかったわ~。創建当時に生きてたら、下々はこんな所入らせてもらえなかったでしょうし。こんなすてきなものがこの世にあるなんてこと、知らないまま死んでいったことでしょう。

で、ついてきていた夫が聞くのです。「で、ここは清盛とどういう関係があるの?」

「清盛が後白河上皇に寄進したらしいよ」

「それは三上博史?」

「ううん、松田翔太」

「あれ?<ニン!>は誰だっけ?」

「それは白河上皇」

役名より役者名で説明した方がわかりやすいみたい…。

 

さて、『平清盛』「祇園闘乱事件」。

をを、その日、八坂神社の辺りも歩いてましたがな。偶然、崇徳天皇御廟にも出くわして、「をを!ARATAやね」

「養子を勝手に異母弟に戻されて驚いていた…」

「儀式の前に気づけよ」

なんて大騒ぎしてた私たち。…後で考えたら、御廟の前でご本人にダメ出しするなんて、失礼やなあ…。

その前に、安井金比羅宮にも立ち寄ってたんだわ。

今、知ったんだけど、ここ、崇徳帝をお祀りするために建てられてたのね!

嗚呼、ここでもバチ当りなこと散々言うてもうたわ、俺…。ぎゃー!

京都って、ほんま、ちょっと歩けば『清盛』関連に当たるのねえ~。おもろ。そら、何十年通ってても飽きへんわ。

 

さてさて、祇園さんに田楽奉納にやってきた清盛君一行。

……神様に奉納に来たんなら、身を清めて、正装しなくて良いのかなあ?

ドラマの後の<清盛紀行>では、ときおり「平家一門の華やかな装いは、都の評判でした」みたいな説明があるんだけど、その度に、「どこがやねん!いつなんねん!?」と突っ込んでるんですが。

時子ちゃん、がんばれー!清盛を小奇麗にしてー!

 

で、そこで、からんできたチンピラの名前が<キンカク><ギンカク>て。

名前呼ばれて返事したら、瓢箪に吸い込まれるのか?

いや、それは、『平家物語』やのうて『西遊記』やし。

寺好きを自称しておきながら、金閣寺・銀閣寺とは全く連想しなかったことは秘密。

 

なんか、清盛君にとっては、あたり屋にあたっちゃったような事件ですな。

この場に家貞さんでもいれば、<オトナの対応>でその場で納まったかもしれませんが。

祇園社って昔は叡山の管轄だったのかー。へええ~。

確かに、このドラマの山法師集団、ムカつくわ。

それにしても、義朝君の武者姿、カッコいいーー。砂埃が邪魔―!モヤモヤして男前がよく見えへんやんかー。

あんな風に神輿を前面に押し出して、「射れるもんなら射てみろ!」と言われたら、確かに「射てもうたらあ!」となるなあ……。

いつもなら、「だって、向こうからいちゃもんつけてきたんだしーー!」なんて大騒ぎしそうな清盛君が、今回は終始静かにしていて、大人になって、落ち着いてきはったのかしら…?と思ってたら、この行動。

黙って、えらいことをしでかしはりました。

やっぱり中身は無頼のまま。黙ってやっちゃうだけに、不穏度がアップした。

ほんと、松ケンは目の演技が上手だわ。

結果、平氏一門にはえらい迷惑になってしまったけど、忠盛父さんも内心は快哉を叫んでいる様子だったし。

 

朝廷でもどーする?と会議。

それだけ平氏が重要な存在になっているということですな。同じことを義朝君がやったとしたら、会議をするまでもなく、即、流罪だろうし。(なんか、頼長さんの置き眉、大きくなってない?)

 

悩める鳥羽法皇に、得子様は一言、「平氏なくしてはあんたの政治は立ち行かへんやん」。

さらに「待賢門院様がお隠れになって、張り合いがなくて退屈しておりますゆえ」だって。

…なんか、さらっとコワ~いこと言いはったで~~、この人。

このドラマで最強のツッコミは得子様ですな。

 

で、何故か法皇様が検非違使庁まで出向いて平氏父子とご対面。

清盛君が鳥羽法皇のハートも射抜いて一件落着。

この場面、得子様にも見せてあげたかった。はたしてどういうツッコミをされたか…。

 

そんな中、時子ちゃんが産気づく。

「ほんまに、あの人、こんな時に何考えてんのやろ!」と旦那を怒りながら大飯食らったりして、明子さんとは全く違ったタイプの奥さんです。でも、気持ちはわかる!

深キョンの白々しいお芝居のおかげで、キツイ台詞も、ガサツな行動も、お茶目になりますなあ…。いや、演技が下手だと言いたいのではなく、女優さんの個性というか持ち味を活かした、上手なキャスティングやな~と感心しているのです。

初めてのお産で不安な時に、旦那は事件を起こして、側にいなかった。「一生忘れません!」と宣言してましたが、確かに、女は一生忘れへんわ。そして、ことあるごとに思い出して、腹を立てるんやわ。

やっちまったなー、清盛君。こちらの方が鳥羽法皇より、よっぽど怖いかもよ?

 

あ、忠正叔父さんと清太くん、泣かせましたねえ…。

このシーンのおかげで、この先、忠正叔父さんとお別れが来た時に余計に切なくさせられることになるんだわ、きっと。

ええ、ええ、まんまと乗せられて泣いてあげますとも!

 

そして、もう一人怖い女性が宗子さん。

今まで、ことあるごとに見せられていた<宗子は見た!忠盛の消えぬ舞子への想い>場面ですが、ここでついに爆発。爆発、というか、虚しくなってしまったのね…。…やっぱり、あの鹿の角、「魔除けになる」どころか、また、魔を呼んでるし。

で、つい、家貞さんに愚痴ってしまった所を、家盛君に聞かれてしまい、ママ大好きの家盛君がお兄ちゃんに宣戦布告。

なんだよう、この兄弟はいつまでも仲良しでいてほしかったなあ…。

しかも、次週予告を見れば、可哀想な事になる気配が満々…。自分がつぶやいてしまった愚痴がきっかけだったと知れば、宗子さんは辛いことになるだろうなあ…。

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